ビーズかんざし源氏物語 愛花工房

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紫の上

9歳の少女若紫の時に源氏に藤壺似と言う事で、養女として引き取られ理想の女性として藤壺そっくりに育てられ、やがて15歳で源氏の最愛の妻となります。

源氏にとっては藤壺の形代わりだったわけですが、どんな逆境に立たされても涙を見せず、気丈に賢く源氏の妻として支えますが、身分が高くないことから正妻にはなれず、出家を願っても許されなかった内縁の妻の悲哀さも感じた女性です。


紫の上
「わたくしはお兄さまに育てられ、
お兄さまの手にひかれここまで来ました」
あれから五年藤紫の姫

藤にゆかりの紫を得て

そして日ごとに鮮やかに

よみがえる匂やかに

紫ほのかに藤の色




紫の上前挿し(ブライダル、ステージ用)
花かんざし(普段着〜礼装まで)

若紫の可憐さをピンクの桜でイメージし、やがて赤紫に色づいてそして最後に紫の藤に変身して行き、紫の上が大人の女性に成長するごとに藤壺そっくりになって行く様を表現しています。

ボヘミアンビーズ(ドイツ製)の丸小とスワロフスキー、時小ビーズで一重の桜、八重桜と桜の花びらの形や、花心を理想的な女ならぬ理想的な色合いで紫の上の花として桜をテーマに精巧に作りました。

そして、枝の部分はモダンな色合いのひとつとしておさえめのブロンズを使い、身分が高くないことから正妻にはなれなかった意味も含め、藤壺の葉脈と色を変えています。

和装、洋装どちらにも使用できます。また花かんざしは普段着にもコンサートのドレスにでも使えます。


紫の上前挿し


紫の上花かんざし




紫の上
「嫌です。いつまでも一緒に
おっしゃたのに、、、

それならば紫は自害して死んでしまいます」

紫の上
「私、どんな辛いこともたえられます
殿がお帰りになるまで、この二条の邸を
命がけでお守りします。
いつまでも、、、いつまでも。
殿のお帰りをお待ち申し上げております」

光源氏
「すまない」

紫の上
「― (笑う)」

光源氏
「これからのちも、決してあなたを
粗略には扱わぬ」

紫の上
「わかっております。
さ、早くいらしてお上げなさい」

紫の上
「わかっています。あなたの愛が今も少しも
変わらないことを

でも、でも、違う。
私の中で何かが砕けてしまったの、、、」

紫の上
「あなたが愛してたのは私自身ではなく
私の向こうにいる誰か、、、

ああ、あなたそれなのに私には
声をあげて泣く場所がありません」

紫の上 目を開ける
光源氏「よみがえった!」

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