ビーズかんざし源氏物語 愛花工房

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女三の宮

13歳の時に父朱雀帝(源氏の兄)から妻にしてやってくれと頼まれ、源氏の元へ降嫁して来る。
紫の上を差し置いて、身分が高い(皇女)の為、正妻となる。

しかし、紫の上とは比較できないほど幼い少女であった。
源氏は子守をしているような感じで女性としての魅力さえ感じず、つい足が遠のきがちだった時に、柏木と結ばれてしまう。

後に柏木との間の子を源氏の子として生みすぐに出家してしまう。


みかど
「源氏の君だ、あいさつを」

三の宮
「― (あいさつ)」
三の宮
「ああ、誰か!小侍従!」

柏木
「お慕いしております、
命がけでお慕いしております」




女三の宮のしだれ梅の花かんざし(成人式、振り袖用)

紫の上が満開の桜なら、女三の宮は硬いつぼみの枝垂れ梅で、幼くおとなしい性格を、マットで光を抑えた丸小ビーズ、いかにも和の感じの色目のサーモンピンク、珊瑚色の配色で、花心は特小で精巧に作り、小さいつぼみをいくつも付けた枝垂れた感じが人気の作品です。

マットな紅梅の中心一輪のみ光を放つトライアングルの白で縁取りし、白無垢の感じを出して、正妻のメッセージ性を出しました。

枝も皇女という事で光のあるブロンズを使用しています。

娘らしさの引き立つ作品です。


しだれ梅の花かんざし




柏木
「―あなたをさらって逃げたい。

家を捨て、出世も捨てて、
あなたと山の中で暮らしたい。

木樵をしても猟師をしても
あなたを飢えさせはしない。

夜、月の光でわたしは、
あなた一人のために笛を吹く」

柏木
「宮―」

三の宮
「生まれた時から決めるのはみな
父やまわりでした
ひな人形も衣装も―夫も―」
三の宮
「ひとつぐらいは、自分で決めたい」

柏木
「―死んでもいい、
いつ死んでも悔いはない」

三の宮
「父上、、、
父上にお願いがございます
どうぞ父上のお手で、
髪をおろしてくださいませ」

朱雀院
「よかれと願った結婚が、
これほど不幸であったとは、、、!」

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